新旧露都旅行記第三日 - Concervatoire

某月x3日

20090128001225早朝より友人のice hockey練習を見学。コーチは流石なもので、14、5米の距離より見事にゴール右上方隅に得点。元国選チームのメンバーの由。

同氏御宅に昼食に招かれたり。apartmentは、市中心部より三十分程離れた郊外に存す。寒中、門番の見張り在り。作りは日本の其れとさして不変。家賃には随分と掛かる由。御家族に土産物を渡す。

露国の印象は如何と訊かれ、街並みも明るく、往来には日本、欧米の新車が走り、存外な振興振りに驚き居る旨、返答す。御夫人曰く、全て此処一ニ年の変化也、赴任当初不景気も甚だしく気が滅入りたる程と。

20090128001226夜半演奏会於Concervatoire。Prokofievの何ぞとRachmaninoffのピアノの為のRhapsody。幾分退屈す。休憩を挿みて、Stravinskyの『春の祭典』。迫力はあれども、ensembleに乏し。演奏前、何の係りか婦人が舞台中央指揮台に上がり、前口上さながら曲名と其の概要を告ぐ。共産党時代の名残と推察す。

晩餐於小料理屋。夜遊びもせず帰宅。何処を見ても美人の居る国也。



20090128001227◎写真解説:

1枚目。市内とは言え中心部をはずれた地域のマンション。看板もVWや携帯電話や色々あります。写真に見える車は国民車LADA。昨今の我々の車と違いICパーツなんて使ってないんでしょう。そこが魅力的。

2枚目。バス停と待合客および雪掻きする女性。雪掻き従事者は、雇われているように見えましたが、詳細知りませぬ。雪掻き道具は変わったものがあるかと思いきや、シャベルだったり箒だったり、われわれも知っているものでした。

3枚目。これも市中心部をはずれたところで普通の暮らしぶりから。買い物に向かう主婦が大体どんな格好をしているのか、、、を撮ったものです。行った週はめずらしく氷点下にならず暖かかったそうで、ほんとに寒い時はもっとすごい格好なのかも知れません。男の子はかなり着膨れしておりますが・・・親子が並んで歩く姿、つながれた手、男の子だけ一段高さの違うとこを歩く様なんて、どこも一緒だなぁというものです。