日本のイメージ紹介映像に感動した日本人

昨日はわいわいでした。結局、何人お集りでしょうか?15,6人くらい?

いつもの通りです。場所もいつも通り。もう二年経って、わいわい通信を勝手にエントリーすることもないなと思うので、ふつーの日記で。

昨日は、興味深い話が二つできましたが、一つに絞りましょう。

昨日話題に出たのが、これです。

私が近年の実体験から思うのは、

  • こういったイメージは大勢を惹き付ける切っ掛けとして大事で、非常に効果的である。
  • 切っ掛けは切っ掛け。一目惚れの後が大事だよね。

という二つのことだったりします。

伝統芸も大戦後のなんやかやで、いろいろおかしいことになっているそうで、なるべく古式の稽古を残している団体に所属して、稽古すると、実にいろいろなことが判るという実感です。その時、全部が全部伝統に飲み込まれないで、すっかり近代人として生きてきた自分自身の変化を促しながらも、一体何が伝統芸の目的であり、宝であり、また限度があるのか、いまどう活かせるか、近代人として真面目に対峙すべきではないか・・・。私も関わって漸く7,8年ですが、もっと早くそうすべきだったとつくづく思いました。*1

これ我々が「いつでもできるから・・・」なんて放って居る内に、存外、外国の人が本気でやりはじめちゃって、彼らの吸収がまた早かったりするのでは? えらい誤解もあるかも知れないけれど、案外まともに吸収されるかも・・・。*2

さて、これに関連して、一つおすすめなのが、こちらの漫画

モーレツ!イタリア家族 (ワイドKC Kiss) の商品写真  モーレツ!イタリア家族 (ワイドKC Kiss)
著者: ヤマザキ・マリ
出版社: 講談社

実に面白い観察が豊富です。なぜ日本のイメージ紹介映像が、これとつながるの・・・というのは、読んでからのお楽しみで、どぞどぞ。

では〜

*1:真面目な団体は、表で派手に宣伝していないところも多くて、探しにくいとも聞きます。

*2:近代日本は、こっちがjapan as なんばーわんとかおだてられているうちに、すっかり研究されたらしいですし・・・。