この一行紹介なかなか面白かった
http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20081205
そもそも、最近の子は 古典ブンガク など読むのだろうか、と思う所ですが、ちょっと前になにが縁だったか知り合ったパンク少女が『ファウスト』
ファウスト〈第一部〉 (岩波文庫)
著者: ゲーテ
出版社: 岩波書店
を見事に読んでいたことがありました。一部だけでなく、二部の細かいところを聞いても、これがよく読んでいて、あれこれ話せて、えらく感心したことがあります。
実際バンドのヴォーカルやってる、タトゥー入りで、ビール好きで、酔ってステージにあがって戻してしまって歌にならなくてメンバーに超怒られるとか言っていたパンク少女ですからね。文学好きはいるだろうけど、ゲーテに行くんだ、と思いました。
でもって、やってみた。
A: んじゃ、坊ちゃんは?
B: 無駄に元気な男の転職体験記。そんで馬鹿は殴っとけー、みたいな。
A: ウェルテルの悩み
B: ストーカーなりかけたけど、自殺〜
A: 変身
B: 駄目兄ひきこもり妄想記
A: カフカの城
B: ちょーたらい回しで、ストレスたまって、女給と、、
A: ボヴァリー夫人
B: 妄想系主婦が火遊びで全身火傷。若いウチにほどほどに遊んどけ
A: 赤と黒
B: やっぱ人妻が好き
A: そんだけ!?
B: それでも人妻が好き
A: 雪国は?
B: トンネルの向こうで女遊び。旅の恥は掻き捨て。
A: 眠れる美女
B: ・・・・・・子供とか、孫がいたらさ、あんなの書けなかったんじゃない?
A: いきなりマジになんな!!
B: これで、デカダンスとか語ってる奴、キモっ
眠れる美女 (新潮文庫)
著者: 川端 康成
出版社: 新潮社
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繊細である為に、変態である必要はないっ!
若きウェルテルの悩み (岩波文庫)
著者: ゲーテ
出版社: 岩波書店