耳鼻咽喉科体験記

「女の子がなにを求めているのかって考えた方がいいよ、、、」って、彼女でもない人に言われて、どないせーっちゅーんぢゃ!と思いました。その後、考え続けてもどうにも判りません・・・

さて、この1週間ほどのどが腫れ、切れるように痛く、妙に片頬がこけたりして、最悪cancer、もちっとましなら不純異性交遊の結果のどに妙な細菌でもとりついたか!?と戦々恐々として居りましたが、これを機に一年以上ほったらかしてあった、保険証を作って、病院に行こう!と思い立ちました。。。その体験記であります。



1.保険証の手続き

市役所に。結構、簡単。

「いままでどうされてたんですか〜」

「いや〜、忙しくって。。。風邪になってからつくればいいかと思ったら、一年風邪を引かず、、、」

「(苦笑)」

お姉さんがかわいらしいかたで、まじまじと見ていた私でした。



2.ついでに粘菌とくべつ瓶も調べました

ちょいと向こうの窓口で、粘菌とくべつ瓶の相談に無理矢理。これも記入漏れもなく、「あとは提出するだけですねー」と。

所要時間10分、15分。えらい簡単でした。

「こんなに簡単だったら、さっさとくるべきでした、、、」

「それは良かったです」

「必要書類をとっちらかった部屋で探すのが一番手間でした・・・」



3.そんでもって病院に

人気のなくなった市立病院です。隣町の私立病院が偉い商売上手で人を取り組んで、市立病院は割とすいているのですが、経験上、その隣町繁盛病院もさして薬が効く訳でもなさそーなので、そんなら近場に。

「どうされました?」

「いや、もうのどがえらい痛くて、あーでこーで」

「では、耳鼻咽喉科へ!」

「(内科じゃないんですね〜)」

と言われるがまま耳鼻咽喉科へ。

診察終了間際に押し込んでもらったので、さっさと診察。微妙にマニアックな雰囲気をただよわせるせんせー♂が、

「はいっ、じゃー上をむいてー。はい、鼻見まーす」

といきなり長い綿棒を鼻に差し込み、次は、鉄製のパイプをまた入れて、それがいきなりそんなこと聞いてないわよっ!なので、

「あんっ、いやっ(はあと)」

系の声を上げてしまい。ベットの上では、ちょっとMかもという本性を出してしまいました。

看護婦さんが笑って、「もぅ〜、ぼうやったらー」という微妙にピンク系な雰囲気。

「初めてだったんですかぁ?耳鼻科ってこれやるの当たり前だから、まさかあんなに驚くとは・・・」などと。

「風邪だったら、耳鼻科来るのもいいですよー」と宣伝されてしまい。

「最近、常駐の先生でなくって大学病院の先生になっちゃったから、ここもねー、ちょっと人が来なくって、、、」と愚痴も聞きました。

「単なる風邪です。やたら腫れてます。ではっ!」と言い残し、先生は足早に去って行き、五分間なんだかわからない吸入機に口をあててぼーーっと。確かに薬飲んだら随分快調になり、いつの間にか鼻の洗浄をしたらしいのですが、その後はくしゃみがでっぱなし。

もしかしたら、冬場の花粉アレルギーがなにかあったのかも・・・



4.しゃくなことではあるけれど、、、

しかし、上の二つの公立機関、市制が革新の手に握られてから、偉い対応が親切になったのが事実であり、今日はそれをまざまざと見せつけられました。これは保守の私としてはしゃくだけれど事実と認めざるを得ない。*1

いや、彼らがここを根城に育て上げようと、都内某地区の本部からの指令で、積極的に懐柔作戦にでているからどーこーというとこは聞き及んでいて、手放しで感心してはいられませんが、あーゆーサービスがいままで保守の手で出来ずというのは、ほんとはおかしいんですよね。

偉そうに振る舞って、要らないものを作って将来の借金を増すのが、保守ではない。

少なくとも、郷土史調べると明治以前の昔から戦後の二代までの市制ならば、実に貧乏ながらきちっとやっていた。それだけに、なんだかくやしい思いがしました。その後、所謂保守の担い手が、変わってしまったことがあって、実際、ほんとうの古株連中も自分で打って出る元気はないけれど、今現在のいわゆる保守に違和感を持っているのですね、、、

なんて、人ごとのように語るのもなんですが、、、

まー、そういう行政サービスや財政の改善だけなら別に構わないのですが、妙な思想系のイベントも目立つのがどうもねーと。各種ポストを自分たちと思想を共有するシンパに渡している節もある。昔連中が、何をやったか知っている年寄りが、「ちょっとまずい」とポストは渡せんと頑張ったりしてます。

かつてちゃんとしていたころの長の言葉で好きなものがあって、「自分は○○党に属していたが、それは国政の話であって、この自治体の運営に政党色を出したことは一切ない。それだけは避けてきたつもりだと」と。

実際、かつては、学校、病院等々の基本サービスに注力して、+αでどうやって地場産業をつくろうかと、町でお金をだして、優秀な子供を勉強にだしたりなんなり、、、保守といってもそんな風だった。そんなものだったら、政党色出すも出さぬもあんまり関係ない。そもそも、狭い貧乏町なんだし出来ることも限られる。様々な人が住み、この町にはこの町なりの豊かな歴史があり、生活がなされているのに、自分たちの迂遠な思想で塗りたくろうは余計。*2

ヒット&アウェイで、金かすめてオレの代だけ儲けよう、、、なんて短絡思考は本来の保守ではなかった。。。少なくとも地元では。

現状はありゃりゃですなぁ・・・彼ら革新系の最終的狙いに警句を発しながらも、あーゆーサービスの良さを取り込むのも、昔ながらの保守のばんかいの第一歩だぞと思ったという話です。*3

*1:と書きながら、ほんとうに因果関係があるのか知らないけれど、自分の経験ではそう思っている。

*2:根無し草呼び込んで、税金使わんでくれ。それはこの貧乏町のやるこっちゃない。

*3:実は、これを書いている私が、隠れ革新だった、、、なんてことがないのは、昔からの知り合いが幾らでも証言してくれますー。まー過去の文面から判ると思いますが。戦後住み着いたよーな根無し草の連中にでかいツラされてたまるかというのも、根底にあるんだな、これが。他所行ってくれって。