最近、飲み会が続く − 最初の会社の面々との飲み会 vol.2

http://d.hatena.ne.jp/sergejO/20080811/1218427288の続き。

しかし、「なにも変わってないよ」などと中の人は言うものの、「あらら」ということはやっぱりあったりする。

元部長がまだ若いのに病気。海外出張&飲みのつきあいはさすがに無理と引退。実家が裕福な人だから後は家産をやりくりしていくのでしょう。

元課長のお一方は、結婚十余年目でやっと子供が生まれたと思ったら、途端奥様を亡くされて、数年経った今も心落ち着かず。会社は温情主義なので元の部署に閑職を作って、、、

二人とも仕事はできるし、、、と私が言うのは僭越な表現ですが、部下に悪い人ではまったく無く、シンプルで合理的な方々でした。事業部としても、ほんとはその元部長を上に据えて、、、が良いのに・・・健康面は実にままならないこと。

どこにでもある話で、また下を見ればもっとひどい話はあるわけで、絶対的に不幸とは言えない。それで、感傷的になるつもりもなく、「あらら、、、」と思うわけだけれど、別の飲み会で、

「そんなことよくあるでしょ」

とこれまた簡単にぬかした輩が居るので、

「そりゃそうだ。だから、あんたもいずれ些細な不幸に見舞われるだろうから楽しみにしてるね♪」

と言っておきました。親しくない人前では基本怒りません・・・けど。

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感情抜きで合理的に端的に話をする癖のある輩なのですが、そういう人って、周りは気遣って話をするのが判ってなかったりする。日常言語なんて何言っても自分ルールなんだから、自分の発言のバックグラウンドを推測して、意味を固定して、返答してってのは、思ったより周りがやっていたりするもの。「言ったことしか言ってないから」と思うだろうが、それじゃ意味が通じてないんだ。推測は外れるしややこしくもするので、「それってこんな意味?」と確認する場合もあるけれど、これがまた“自分でこれが最低限だと思う切り詰めた返答”しか出てこないからばかばかしくなって、「あ〜そーかもねー」と。

無論、気遣いには“悪い”気遣いも“良い”気遣いもあって、なかなか難しい。自分の聞き手としての能力もあって、単に馬が合わないってこととも言える。ただまー、そこら辺フィードバック回路が出来ている人なら、多少口が悪くてもめんどくさくないけど、強固な自分ルールで判断する人とは、「右行って、左行けば、その店に着く」といった情報のやり取り以外しないか、なにもコミュニケーションしないのが楽なのだなぁ

・・・というのは勿論!自戒も込めて☆