英語落ちこぼれ→取りあえずTOEIC935点のsergejOが贈る 大人から始める英語講座 第十四回 具体論6 TOEICの試験教材補遺&お勉強の計画

結構、進みました。前回(http://d.hatena.ne.jp/sergejO/20080621/1213983200)も長くなりましたが、もう少し!

  1. 発音
  2. 単語&熟語
  3. 文法
  4. 閑話休題:会話ってそんなに大事?
  5. 聞く(音声&映像。スクリプト付き)
  6. 読む
  7. TOEICの試験用教材
  8. 計画表を作ってみましょう
  9. 補遺 ← 多分必要今後、要望が出たならば。

本日は、TOEICの試験用教材のお話なのですが、それはちゃちゃっとすませて、その後でこれまでの教材の勉強計画を作ってみましょう。どのくらいのペースでどのくらいで終えられるか・・・

*****

そもそも、TOEICの試験を受ける理由は、会社の要請、実力だめしと色々とあろうかと思います。

社会人向けなのでTOEICとしてますが、学生の方ならTOEFLその他目指す試験はご自分の都合・嗜好にあわせてどうぞ。いままでご紹介した勉強法は、模擬試験問題集以外はなんであっても対応できるものです。

私がご説明したものを続ければ、他人に秀でるところのない私なんぞと同じよーな点は取れるはずなので*1 *2、気長に進めてください。この程度の点を取るに、予備校に行く必要は別にないと思います。予備校に行っても、結局、復習予習が肝要ですから。

いろいろやった中で特別に試験用に付け加えるなら

●受ける試験の問題集。TOEICなら下のもの。問題慣れはあるのでやっておいた方が点はよくなります。数年毎にちょいちょい新試験対応版としてリニューアルされるので最新のものを中心に揃えてくださいませ

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編 大型本 – 2016/2/18  の商品写真  TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編 大型本 – 2016/2/18
Educational Testing Service
出版社: 国際ビジネスコミュニケーション協会

TOEICテスト新公式問題集〈Vol.5〉大型本 2012/6 の商品写真  TOEICテスト新公式問題集〈Vol.5〉大型本 2012/6
Educational Testing Service
出版社: 国際ビジネスコミュニケーション協会

●聞き取り試験用の教材

聞き取り問題では私が受けた頃は熟語知識がかなり問われましたが、いまもそうですかしら?熟語なんて意味知らなきゃわからんってものです。「聞き取れない」のではなくて、単に「熟語を知らないから意味が取れない」ことが多いのでご注意を!!リスニング試験における熟語に関して、いけてたのは例えばこれ。

TOEFLテスト完全攻略 英熟語 iBT対応TOEFLテスト完全攻略シリーズ 2005/5/20 の商品写真  TOEFLテスト完全攻略 英熟語 iBT対応TOEFLテスト完全攻略シリーズ 2005/5/20
著者: 高橋 基治, ポール ワーデン, ロバート ヒルキ
出版社: アルク

私が実際に使ったのは、道著者によるこれの前身『TOEFL イディオム大特訓』でした。TOEFL用ですが、TOEIC用にも問題なしです。

まったく試験対策用としての参考書は上の三つだけでしたが、そのくらいでいいんじゃないでしょうか?

年々試験の内容など変化もありますから、まずは上述のTOEICテストの公式問題集をやってみるのがいいでしょう。結果、自分に弱い分野、なおかつ、テスト対策としての特別の勉強が必要そうなら、書店であれこれ見てみればいいかな。最初からあれこれ揃えるこたーないです。

試験用教材ということは、試験受けないならば、「やるに越したことはないけれど、やらんでもよろしいもの」くらいに構えましょ〜*3

*****

では、おべんきょうの計画であります。毎日どのくらいやると、どの位で終わるかを見てみましょう。これまで長々と書いて来たことのおさらい半分に行ってみましょ〜

一日、1時間程度の勉強時間としました。第三回(http://d.hatena.ne.jp/sergejO/20080604/1212551745)で説明した細切れ時間を使えば、きちっとした勉強時間を減らすことができるでしょう。

先ず、発音の基礎をちゃちゃっと終え、

次に、単語と熟語を猛勉強し、

それから、文法書をやってみて、

そして初めて、“聞く&読む”をやる

という流れ。

発音 (0day 〜 1week)

CD付き英語の発音が正しくなる本 の商品写真  CD付き英語の発音が正しくなる本
著者: 鷲見由理
出版社: ナツメ社

この本だけで考えます。166頁でCD二枚ですが、一ページの既述量はさしてないので、ざっくり二〜三時間。どんなに長くとも8時間で終わるかな。

同内容でCDに加えてDVD付きも出ております。CDのみ付録版よりちょっとお高いですが、どちらでもお好みで。

DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本 の商品写真  DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本
著者: 鷲見由理
出版社: ナツメ社

8時間費やすとして、1h/dayのペースで8日ですが・・・切りを良くして一週間に。

単語と熟語 (1week 〜 7months&3week)

【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略) の商品写真  【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)
著者: 神部孝
出版社: 旺文社

【CD2枚付】TOEFLテスト英熟語700 4訂版 (TOEFL(R)大戦略) の商品写真  【CD2枚付】TOEFLテスト英熟語700 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)
著者: 神部孝
出版社: 旺文社

この二冊だけとします。勉強法は第七回(http://d.hatena.ne.jp/sergejO/20080610/1213076240)に書いた通り。先を急がず三回繰り返すことにしましょう。

10分2頁として、一日4頁ずつ進めますか。

単語はおよそ300頁。300頁 x 3回 / 一日4頁 = 約225日 計算上は7ヶ月半掛かりますねー。

熟語はおよそ200頁で、200頁 x 3回 / 一日4頁 = 約150日 こちらは計算上5ヶ月。

長いですけど、両方4頁ずつだと、これだけで一日40分。焦らない、焦らない・・・。そうそう、焦らないとは言え、一回目で全部覚え切ろうと思うと大変だしイヤになっちゃいます。一回目は半分覚えてればいいやー!というつもりで、さっさと全てに目を通すこれでいきましょう。一回全部やってしまえば、二回目、三回目がうんと楽になります。そして最初の一回がやり通せずに諦めてしまうのが殆どです。

だからなんにせよちょっと不真面目くらいで一回目をやってしまう。

実際に、二回目、三回目では、かなり進むスピードが上がるでしょう。細切れ時間を上手く活用できたら、一日10頁くらい行くものでしょう。実際、私は電車だけ(片道30分くらい?)で、一ヶ月で一回を終えてました。*4

単語&熟語をやり直し三回と言っても、あまりに時間が掛かり過ぎると退屈で厭きます。それで辞めるくらいなら、二回目を終えたら文法の勉強を初めてもよし。その場合、単語&熟語の三度目の復習は文法の勉強と平行してやる。・・・こういうことは各自のご判断で調整くださいませ!

単調な勉強ですが、大人&大学生の方は、単語&熟語力を付けただけで、随分できるようになりますよ。中学生の方などはここで単語&熟語をしっかり身につけると、文法を習う時の理解度など全然違ってくるので、大変でしょうけれど頑張って下さいませ。年取ると覚えるの大変で、「子どものとき地道にやっていれば・・・」ってみんな思ってますよ〜*5

手持ち無沙汰だったら、ぜひこの頃に

怠け数学者の記 (岩波現代文庫) の商品写真  怠け数学者の記 (岩波現代文庫)
著者: 小平邦彦
出版社: 岩波書店

ボクは算数しか出来なかった (岩波現代文庫) の商品写真  ボクは算数しか出来なかった (岩波現代文庫)
著者: 小平邦彦
出版社: 岩波書店

をお読みください。読んでみれば、なぜ私がこれを推薦するのかよく判るかと思います。

文法(7month & 3week 〜 11months & 3week)

下の四冊をこの順番でやるとします。1日1時間やるとしたら、1日10頁は進むでしょう。長本著の二冊はもっと早いペースでできるはず。*6

マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編) の商品写真  マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編)
著者: Raymond Murphy
出版社: Cambridge University Press

マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編) の商品写真  マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編)
著者: Raymond Murphy
出版社: Cambridge University Press

はじめてのTOEFL―必ず出題される基礎文法集中攻略 の商品写真  はじめてのTOEFL―必ず出題される基礎文法集中攻略
著者: 長本 吉斉
出版社: 明日香出版社

TOEFL test620点 の商品写真  TOEFL test620点
著者: 長本 吉斉
出版社: 明日香出版社

マーフィーの英文法は一度は文法を勉強した大人ならば、オリジナルの英語版でやるのもおすすめです。いままで教科書などで見た日本語の説明より腑に落ちることも多々あります。

Basic Grammar in Use Student's Book with Answers and CD-ROM の商品写真  Basic Grammar in Use Student's Book with Answers and CD-ROM
著者: Raymond Murphy
出版社: Cambridge University Press

と中級

Grammar in Use Intermediate Student's Book with Answers and CD-ROM の商品写真  Grammar in Use Intermediate Student's Book with Answers and CD-ROM
著者: Raymond Murphy
出版社: Cambridge University Press

と並べてやるのもgood!です。英語版にはCDもついてます。*7

さてさて、一日10頁くらいやりましょう。絵も多いですし。

日本語訳・英語オリジナルで異なりますが、初級Basic 310頁、中級Intermediate 380頁ですが、マーフィーはちょっと前倒しに進めて、二冊を切りよく二ヶ月で終えましょう。

長本氏の二冊は、282頁と278頁、これも切りよく二冊を二ヶ月で。多分、もっと早く出来そうな・・・

四冊で四ヶ月。

大人や大学生の方は、すでに文法はやったのだから、一回真面目にやって、その後は数頁ずつのんびり復習でよいでしょう。普段、わからない文法事項が出た時に辞書的に開く。

中学生の方などは、必ず最初に二回繰り返してやってくださいね。一回だけだとなんも掴めず終わるかも。もう一回やってみましょう。後は、読む&聞くをやりながら、文法事項で判らないところがあればそこだけ見直し。読む&聞くをひたすらこなすうちに段々と判って来ます。ほとんどの受験生は、読む&聞くを教科書+参考書数冊くらいしかやってません。自分は「簡単な小説読んじゃった!」くらいを目指しましょう。

1週間+7ヶ月半+4ヶ月=11ヶ月と3週間

中学生や早熟の小学生の方なども、ここまでやれば、すでに大学受験に必要な英語の勉強を一通りやったことになります。すごいでしょ?難関校もこれで十分。もちろん、ここから読む&聞くを主体にした勉強をしっかりやって、基礎をしっかりものにしないといけないのですけれど。

読む&聞くの勉強の中でも、発音・単語熟語・文法参考書を見返して復習します。そのほかに、頭っからちゃんと復習することも毎年一回ずつでもやり直せば、さすがに三年目にはかなり覚えているものと思います。単語熟語はもう少しやり直してもいっかな・・・

数学や国語もこの調子でやれば、一日一時間で相当行くんじゃないでしょうか?

ここまでの基礎をさっさと終えて、あとは好きなものを中心に読んで、聞いて、見て・・・に注力して二年も経つと、普通の受験生より英語が得意になって、大学模試受けても「なんでこんなもの難しいって言うんだろう」なんて思うくらいになりますよ。実は英語なんてその程度の問題なんですよ〜*8

注:どうしてもマーフィーの文法書の説明だとしっくりわからないということがあるかと思います。ふつう学校で日本人による日本人向けの伝統的な英文法の教科書貰っているし、授業で一通り習ったはずで、さして問題はないと思うのですが・・・
 とは言え、学校の教科書では説明がもの足りないこともあります。たまにそういうことがありますので、ちゃんとした中級文法書があると、かなり助かります。長い間ベストセラーの

英文法解説 の商品写真  英文法解説
著者: 江川泰一郎
出版社: 金子書房

表現のための実践ロイヤル英文法(例文暗記CD付き) の商品写真  表現のための実践ロイヤル英文法(例文暗記CD付き)
著者: 綿貫 陽・マーク・ピーターセン
出版社: 旺文社

などを辞書代わりに傍らに置いて、判らない部分だけ調べれば、大概納得できると思います。*9

ここで翻訳の心得本を読みます (11month & 3week 〜 12monthsちょっと)

長文読解入門くらいのつもりで読みます。受験参考書の長文読解入門なんてつまらないから、こっち読んだ方が・・・

さらば学校英語 実践翻訳の技術 (ちくま学芸文庫) の商品写真  さらば学校英語 実践翻訳の技術 (ちくま学芸文庫)
著者: 別宮貞徳
出版社: 筑摩書房

達人に挑戦 実況翻訳教室 (ちくま学芸文庫)  の商品写真  達人に挑戦 実況翻訳教室 (ちくま学芸文庫)
著者: 別宮貞徳
出版社: 筑摩書房

割と簡単な文章で、誤訳・直訳、こなれた試訳とさまざまな議論。私もあらためて読んで感心したところ。在庫なし重版未定になっていたら、似たようなものを探してくださいませ。*10長くても1冊1週間位?二冊で二週間。これで勉強始めてから、ほぼ一年経過!

さぁ、本格的に“読む&聞く”をはじめましょ〜!(12monthsちょっと 〜 )

さて、本格的に“読む&聞く”です。

聞くはNHKラジオ講座が一日の放送時間15分。自分でちょっと繰り返したりして、30分としますか、、、

テキストは第十回(http://d.hatena.ne.jp/sergejO/20080617/1213650598)で、一応推薦した、入門と実践ビジネス英語でしたら、こういうものになります。この二つの番組で、月〜金の週5日なので、丁度良い感じ。第十回に書いて居りますが、ラジオといいつつ、ネットで聴けますよ!*11

NHKラジオ 入門ビジネス英語 2016年 12 月号 [雑誌] の商品写真  NHKラジオ 入門ビジネス英語 2016年 12 月号 [雑誌]
出版社: NHK出版

NHKラジオ 実践ビジネス英語 2016年 12 月号 [雑誌] の商品写真  NHKラジオ 実践ビジネス英語 2016年 12 月号 [雑誌]
出版社: NHK出版

すでに書いた様に素材はいろいろ。読む素材は、第十三回をご参照 http://d.hatena.ne.jp/sergejO/20080621/1213983200 ください。30分だけでも、最初は大変と感じることでしょう。でも、いずれ読むスピードが上がって、同じ30分で読む量が増します。気分的にも楽になってきます。

しばらくは“聞く&読む”あわせて、上の二種類のNHKラジオ講座だけでもよし。半年くらいしっかりやれば、ネットで好きな映像・音声・テキスト教材を当る下準備になりましょう。

NHKのほかの講座でもいいし、ドラマやネット素材で、もっと簡単なものや別のジャンルを探しても良し。そこらは第十回 http://d.hatena.ne.jp/sergejO/20080617/1213650598 を参考に検討してください。

趣味や仕事に必要な情報を英語で探すようになっていけば、いわゆる勉強以外の“聞く&読む”が自然に増えていきます。そうなればしめたもの。

この時点で、発音から、文法まで、順繰に復習するのも良いことです。それぞれ前回やったときから、それなりに時間が経っております。この段階なら、真面目に机に向かわずとも、復習は電車などでさらりとできることでしょう。

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上述のテキストと副読本の額は、足して2万と数千円程度。マーフィーの英文法を英語版も手に入れても3万円前後です。なるべく安い方法といいながら、これだけの額になりましたが、これが安いか高いかは、各自のご判断で!!

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“読む&聞く”の効果が現れるのは、多分、最初は半年くらい掛かるような気がします。しかも、最初はほんのちょっと。私も最初は、「こんなの聞いているだけでなんになるんだろう・・・」と思って居りました。ただ、ほんとにいつの間にか成長するんだな、、、が実感。なんとなくですが、リスニングは聴覚の運動と思っていて、運動だけに慣れる時間が掛かろうものかなと。

“読む&聞く”の最初の半年終わった時には、最初の発音をはじめてから一年半が経っています。この時点でTOEIC受けてみて、過去の点と比較してみましょう。この後も一〜二年に一度くらい受けてみて伸びを確認してみましょう。*12

長々と書いて参りましたが、一日1時間程度英語とおつきあいすると、TOEICに望む最低限の準備が済むに1年半掛かることになりました。単純に考えて、倍のペースなら9ヶ月、3倍なら半年?そこまで単純には行かないと思いますが、大人や大学生の方なら一度はやったことですし、読書家ならば本も読み慣れているので、以外と早いかも。

学生の方なら、時間的余裕もありますから、幾らかペースを早めることは可能と思います。

テスト結果だけでなく、自分に起きた変化を確かめてみてください。英語を読んだり、聞いたりする苦痛が随分減ったのでは?苦痛がなければ、普段の情報源として活用するのも無理がない。こうなると、もう勉強ではないです。*13

ここで当初の目的を思い出しましょう。目的は英語の勉強をすることではないです。英語で読んだり、聞いたり、情報を摂取すること、またちょっとした会話や書き物でコミュニケーションができることですよね?上に書いた一年半は、その最低ライン。早くそこまでやり切ってしまえば、後は自然に“聞く&読む”を通じて、また会話やメールを楽しんで、自然に徐々に勉強を意識せずに上達できることでしょう。ここに至って、もっと本格的に習いたいって思うこともあるやも。

多分、ここまでの14回で新書一冊分ほどになると思いますが、みなさまお疲れさまでした。長くなり過ぎてすみません。ここまでちゃんと読めた方なら、必ず役に立ちいずれ成果がでると思っております。
逆に言うと、読み終えなかった人は多分ダメで、あいかわらずミラクルな参考書や奇跡の英語学習アプリ、カリスマ英語教師などにとらわれ続けるでしょう・・・
あとはやるだけ!
たまにあちこち見返してくださいませ。半年一年と勉強が進むと、読んで感ずるところが違うやも。

と、いうことで、これでお・し・ま・い!!

補遺は「こういうことはどうすれば?」などの読者の声があれば、適宜考えてみますのでいつでもお気軽にお問い合わせください。

気に入ったら、ぜひ皆様のSNSで宣伝でも・・・

次回は、まとめというかindex頁を作ってみます。愚生の長文に読み切れなかった方、本講座を復習したい方には、どうぞお役立てを〜

http://d.hatena.ne.jp/sergejO/20080624/1214234591

気に入ったらブクマなどどうぞ。ではでは〜



p.s.: 誰か、プログラミング(私のサイト http://look4wieck.com/に使えそうな)を同じような講座で教えてください、、、

*1:900点台は、時間的にどのくらい勉強すれば取れるかは、今現在、どの分野がどの程度できているかで差があります。感覚的な話ですが、すっごくざっくり言って、1年半で600点以下の方が、700+何十点になったりすることはあるでしょう。いま600点台後半の方とか、700点台の方だったら、同じく1年半で、800点台後半〜900点台前半くらいいける可能性はあると思います。そのくらいが無理ないペースではないかな〜。世の中には一年で300点あがった!なんて方もあるようですが・・・

*2:そうそう、TOEICの場合、ビジネス文書やホテルや旅客機のチケットどうのというシチュエーションがあったりして、これらは勉強教材になかなか出てこないし、単語が簡単そうでも経験しないと意味がおよそ掴めないことも多々あると思います。そんなところまで頑張って勉強するのは如何なものか・・・

*3:試験用教材でグーンと点を伸ばしてしまうのは、本来10こなしてやっと知り得たことを、1こなしで知ってしまった結果だったりいたします。所詮、付け焼き刃だったり・・・。自分の”好き”をベースに、読んで、聞いて、会話して徐々に徐々にと培った能力の方が確実に深く根付きます。大学受験なども早くから知的興味を中心に広く深く各種科目を身につけていけば、実際の受験勉強はうんと楽になります。

*4:なので計算上7ヶ月ですが、私は3-4ヶ月で三回できるんじゃないかと睨んでおります。細かい話なので本文では避けましたが、一番難しいLevel4は初学者にはつらいので、後回しにしてもOK。ここらも各人で工夫をどうぞ。

*5:中学生さんの場合、文法をまったくやってないと、単語&熟語参考書の例文などわからないかな?文法書は今度は単語&熟語がわからなすぎて大変でしょう。とりあえずは単語&熟語力つけると腹を決めて、例文がわからなければ無視して日本語訳を覚えちゃいましょう。

*6:長本さんのものいまは中古しかないようですね・・・。英語自体は変わったわけでもないし、役に立つと思います。

*7:同じ著者マーフィーさんの別の初級・中級文法書もあるのですが、書店で確かめてお好みの方をどうぞ〜 

Essential Grammar in Use with Answers and Interactive eBook の商品写真  Essential Grammar in Use with Answers and Interactive eBook
著者: Raymond Murphy
出版社: Cambridge University Press

 

English Grammar in Use Book with Answers and Interactive eBook の商品写真  English Grammar in Use Book with Answers and Interactive eBook
著者: Raymond Murphy
出版社: Cambridge University Press

*8:中学生・高校生などお若い方は、大人に比べたら単語&熟語が覚えやすいはずです。記憶系の勉強を若いうち猛烈にやると楽ですよ、ほんと。いま中学一年生なら、毎日10単語やるだけで、高校までの6年で、20,000単語になりますからね。辞書を毎日一頁読んでも、二〜三回繰り返せちゃいます。

*9:ここでやってる話は自主勉強です。中学生・高校生の皆さんも学校で日本人向けの英文法の教科書は習いますので、自宅の自主勉強はマーフィー主体、足りなければ上述の英文法解説 and/or 表現のための実践ロイヤル英文法を傍らに置けば、十分と思っております。

*10:2008年7月5日注:最近トラックバックがあった方の感想に、別宮氏の叱責口調と自慢話が鼻につくといったご意見がありました。「威勢のいー、うるせーじじーだなー」と思ってtryくださいませ。本は噛み付きませんから。

*11:元々これを書いたのは2008年なので、番組改変していたら、似たようなものを選んでくださいませ。

*12:会社でスコアを要求されてないなら、そんなにむきになってテストしても・・・ いうまでもなく、学生さんならTOEFLだ英検だの自分に合ったものを。

*13:中学生の皆様にも本講座がなにかのお役に立てば幸いです。最低でも、国語&数学は同じように、学校の授業の進度とは別に進めて、ご自分の得意科目としてくださいませ。国語は結局、毎週ちゃんとした本を一冊は読んで、後は日々の事柄を自分で文章にして纏めるしかないのかも。。。英語と国語は相乗効果があると思います。
国語も子供向けの本を読む必要はもはやありません。大人向けの本だって、ちゃんとしたものは、筋道が通って、判りやすいもの。文学や論文、エッセイなどさまざまなジャンルを読まれると良いと思います。国語の読解のポイントは、表現していることを具体的に理解することです。作者が読者にどういう行動や感情・考えを起こそうとしているか、これを具体的につかむことです。中には、言葉ばかりで考えていて、実はなんにも具体性がない文章も山ほどあります。そういうものは、「こいつはそういう言葉を並べ立ててるだけで、こたつで尻でも掻いている」と、その程度の具体性で抑える。具体性のレベルがわかるのが大事です。意外に国語ができる人も、そこが判ってないで、テキトーに良さそうな言葉を並べているだけです。
数学などは良い副読本がたくさんありますよ。

虚数の情緒―中学生からの全方位独学法 の商品写真  虚数の情緒―中学生からの全方位独学法
著者: 吉田武
出版社: 東海大学出版会

はじめまして数学 リメイク の商品写真  はじめまして数学 リメイク
著者: 吉田武
出版社: 東海大学出版会

オイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ の商品写真  オイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ
著者: 吉田武
出版社: 東海大学出版会