英語落ちこぼれ→取りあえずTOEIC935点のsergejOが贈る 大人から始める英語講座 第二回 心構えその2 繰り返せ

昨日の第一回(http://d.hatena.ne.jp/sergejO/20080601/1212326208)のポイントを今一度

英語なんてやってりゃできるよ、誰でも!!
大事なのは、どうしても毎日英語に接したいような何かの理由・仕掛けです!

そんな理由や仕掛けってなんだ?は、前回の記事をご参照ください。これが一番重要なのですが、結局、自分で見つけて、それを守るしかないんですよね。

大事なことが自分次第というのは有り難いことです。

そんなの無理〜という方には、何百万円か掛かるけど取って置きの方法が一つだけあります。

日本人が居ない英語圏のどっかの語学学校にでも半年か一年居ることです。簡単だけど、通常不可能です。変な遊びを覚えて、人間おしまいなんてこともありますのでお気をつけください(←冗談抜きで)

学生の方などは、通っている学校の交換留学制度を前向きにご検討されてもいいと思います*1

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では、本日の第二回、もう一つの心構え、

 教材は限られたものを繰り返す

です。

具体論は次の次からです。

このもう一つの心構えがなんで重要かと言うと、あれもこれも手をだすけれど、結局、どれも中途半端で最後までやり通せない、理解しないってケースが多いからです。私も気づくまでそうでした。

教材と言っても、日頃読む記事とか見るニュースではないです。発音、単語・熟語、文法のいわゆる参考書の話!

勿論、違うものでやると説明の仕方がちょっとは変わりますから、「あーなんだわかった〜」ということもあると思います。だから、そのカテゴリーで、二つ目三つ目くらいは持っていても良いかも。

とは言え、

 いま手元にあるモノを本当に使い切らないお前が、
 次に手にしたモノを身につけられるっていうのかぁあああぁあああ ← エコー

という懐かしのスポ根的な問題があるのです。二回目読んだら判ったーってこと、ありますしね。

何冊も手を出して、結局、今知っていることとか、判りやすいところだけ「できた〜」なんて思っちゃって、ぜんぜん弱みの克服になんなかったり、、、ってこともありますよ、意外に。

だから、

 この一冊をオレはすみずみまで、モノにしたぜ!!

吼えろペン!的勢いで言えるようになった方が、良いと思います。

余談ですけど、一巻・二巻あたりが面白ければ、全巻はまるはず!!!
現在連載中のアオイホノオもかなりおすすめです。はい、島本漫画すきなんです・・・



・・・話を戻して!!

三回くらいやり直して、日月を置いて、また三回やり直して、それで

 もう、お前から卒業だーーっっっ!

と言えてからで、いいと思います。二回目以降のやり直しって、一回目に比べれば、早く終わるし実はちょーー楽!

何事も最初の一歩が大変で、

 Il n'y a que le premier pas qui coûte. 一歩あるけりゃ後は簡単

です。当方、フランス語はできません。フランス語訛りの英語を少々。。。

だから、一回目はむしろさっさと進めて良いのです。いきなり全部覚えることができる人なら、既に大成していることでしょう。一回やり終えたって実績が大事くらいに思ってください。

そうそう繰り返しについての、私の計算法なんですが、低く見積もっても一回さらえば50%は身に付く、二回目はよくできなかった残りの50%の内の50%が身につく。とゆーことで、三回やると

ということです。すごい意味のないカラー図版ですが、昨今のなんでもパワーポイントな風潮に対する

 白黒の文字と数字だけで判るだろ〜

という軽い批判が込められています。 どっかのすごい会社、社内資料はカラー禁止と聞いたような、、、

ま、経験的なかなりざっくりですから、人それぞれでも変われば、対する物事の得意不得意でも変わるもの。そこは皆様の経験値で適度ご変更をば!*2

それで数ヶ月置いてから、また三回やれば、

 お前から卒業だ!

になるでしょう。カラオケだって6回歌えば(あんなに意味をなさない歌詞なのに by sergejO Black)覚えますでしょ。それで9割5分以上ちゃんと覚えて、残り2分がなんとなく、、、というレベルになるんだろうなと。

これ後で、話しますが、覚えるというのは、「うーーーーーん、あっ判った!」ではないです。例えば、単語の暗記なら、日本語見たら瞬時に英語が浮かぶ、その逆もまたもしかり。瞬時に浮かばないものは、覚えてないのです。*3

「あっ、せるげー!わたしっ、覚えてる?」
「えぅ、あっ、あーーーー、なんとなく〜、忘れては居ないよ!」

と言ったら、気を悪くされるのと一緒です。←一緒!?

・・・ま、相手のハンターごころに火をつけるかも知れませんが、、、

勿論、学生の方など、本番できちっと覚えてなければいけませんし、大人の方もTOEICなどの試験を受けられる場合、本番で覚えているタイミングが重要になります。なので本番ちょっと前にやり直したりってことはあると思います。そこは各自でのご調整すべきことと思います。

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では、本日はこんなところで!

第二回のポイントは、


発音、単語・熟語、文法のいわゆる参考書については、
繰り返してものにすべし!
覚えるとは、思い出そうとせずに思い出すこと!

でした。

次回の大人から始める英語講座は、第三回 無理のない勉強時間 です
http://d.hatena.ne.jp/sergejO/20080604/1212551745
では〜

by sergejO@すでにどこかで聞いたような話でしょ?

*1:こういうことが出来るなら、出国前までに、過去の文法と単語・熟語でも直前にやり返しておけば、良いのでしょう。滞在地で日本語忘れるくらいに努力することだけが大事。日本食食べたーいとか、毎日ブログで日本のお友達とか、現地で日本人とつるんじゃったりではね、、、

*2:25%つまり1/4しか覚えられないとするなら、9回やっても大体9割。東大合格者が十回読めっていいますけれど、彼らだってそのくらいやってるんですよね。彼らだって十回通しでやり返すのではなくて、最初は三回くらいやって、後は半年なり一年なりの期間で定期的にやっているのだと思います。

*3:2008年6月26日注:これは、単語と熟語の回で推薦している神部孝氏の著書に教わった考えであり、また、記憶を遡ると、大学受験時代に代ゼミ駿台でそう言われたような・・・